「縄文人になる!」関根秀樹著より |
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2022年 03月 02日
「縄文人になる!」関根秀樹著より
「縄文時代とは、言うまでもなく石器と土器文化の時代である。こう書くとまるで石器と土器だけの時代であるかのように錯覚しそうだた、そんなことはない。そもそも石器の用途の多くは木材や竹、歯、角、貝などの加工である。実際にはおそらく石器や土器の数よりはるかに多くの木器や漆器、樹皮やつるやシノ竹を編んだ籠類、皮革製品などがあったはずだ。土器や石器以外のそうした有機質のモノは、火山の多い日本の酸性土壌ではほとんどが腐ってしまい、残りにくいだけの話だ。 縄文土器が生まれる前の旧石器時代には、すでに樹皮やつるなどを利用した多くの籠類や、獣皮、膀胱などを利用した袋が作られ、使われていた。最初期(草創期)の土器に円形丸底のものと作りにくい方形平底のものがあるのは、日常慣れ親しんでいる籠類の形を模倣したためといわれる。」 #
by mt_pineart
| 2022-03-02 10:34
| 読書
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2022年 03月 02日
「東名遺跡から出土した編みかごの形態や複雑な編み方にみられる装飾的な要素をみて、「どうしてこんなにも複雑で素晴らしいかごを8000年前の縄文人が……」と、ついついわれわれは考えてしまいがちです。遠い過去の優れた工芸品を見て驚く心理の裏側には、「自分たちのほうが優れている」という先入観があるのかもしれません。しかし縄文時代の人びとはわれわれとまったく同じ、現代人(ホモ・サピエンス)であることを忘れてはいけません。」 「人びとが生活していくうえで必要不可欠だった植物利用の知識と技術は現代社会において急速に失われつつあるのは間違いありません。その一方で、縄文時代の文化を基層文化として日本人にとって特別な存在と位置づけ、「自然と共生の時代」として賛美するような姿勢も正しくはありません。過去の人びとの植物利用の実態を「人類史(Anthropography)」の一部として中立的に一つずつ記述することで客観的に評価し、またこれらの研究成果を統合することで「人と植物の関係史」を構築していくことが必要不可欠です。」 「縄文時代草創期と縄文時代早期の植物遺体、植物質遺物に焦点を当てた研究を行うことが必要不可欠ですが、これはとても困難な課題なのです。 「前半期の低湿地遺跡を発掘すればいいじゃないか?」と当然考えるかもしれません。しかしながら、この時期の低湿地遺跡自体がほとんど発掘されていません。じつは縄文時代草創期には海水準が今より50メートル以上低いところにありました。」 「縄文時代草創期から早期の水辺の遺跡、とくに海岸沿いにあった遺跡は、現在は深い海のそこに埋もれていることでしょう。」
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by mt_pineart
| 2022-03-02 10:23
| 読書
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2022年 02月 25日
2/26(土)横浜市歴史博物館隣の大塚・歳勝土遺跡公園で野焼きする乾燥中の陶彫です。 薬王寺太一さんと公開制作しています。 企画展「美術の眼 考古の眼」展示中の横浜出土の土器の文様を動物に施しています。 博物館1階奥のエレベーターを昇り、連絡橋を渡ると大塚・歳勝土遺跡公園です。昼ころから火の中にいれます。 間島秀徳、松山賢、薬王寺太一、現代作家の作品と縄文土器土偶を展示しています。他の展示作品にも、展示中の縄文土器文様が入っています。 #
by mt_pineart
| 2022-02-25 15:24
| 縄文
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2022年 02月 24日
横浜市歴史博物館「美術の眼 考古の眼」で展示している作品「土器怪人シンショウ」を焼いたときの写真です。 縄文時代はベンガラ(赤い色)を土器に塗っていました。現代はベンガラの顔料もありますし、他の色の顔料もあります。青や緑の顔料を土に混ぜて塗り、擦り込んで乾燥させ焼きました。日本画を描いていたときに、岩絵具だけでなく顔料も使っていたのが大量に残っています。 明後日2/26(土)横浜市歴史博物館隣の大塚・歳勝土遺跡公園で土器野焼きをします。 午前9時から準備をはじめ、焚き火のまわりに作品を並べてあぶります。 午後1時ころからは火の中に入れます。 午後4時ころまでには片付けます。 見学自由です。26日は晴れて暖かくなりそうです。 寒くても火にあたれます。火を見ているだけでも楽しめます。公園隣の横浜市歴史博物館では企画展「美術の眼 考古の眼」を開催中です。 間島秀徳、松山賢、薬王寺太一、現代作家の作品と縄文土器土偶を展示しています。 2/26野焼き情報です。博物館一階奥のエレベーターを昇り、連絡橋を渡ると大塚・歳勝土遺跡公園です。 #
by mt_pineart
| 2022-02-24 22:15
| 縄文
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2022年 02月 23日
2/26(土)横浜市歴史博物館隣の大塚・歳勝土遺跡公園で土器野焼きをします。 午前9時から準備をはじめ、焚き火のまわりに作品を並べてあぶります。 午後1時ころからは火の中に入れます。 午後4時ころまでには片付けます。 見学自由です。26日は晴れて暖かくなりそうです。 公園隣の横浜市歴史博物館では企画展「美術の眼 考古の眼」を開催中です。 間島秀徳、松山賢、薬王寺太一、現代作家の作品と縄文土器土偶を展示しています。 写真は以前に横浜市歴史博物館土器づくりの会の方々との野焼きの様子です。 #
by mt_pineart
| 2022-02-23 12:46
| 縄文
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