「金出すが口出さない」原則 |
こうした原則の源流は、英国の経済学者ケインズにある。多くの国民が芸術文化を享受するためには、市場原理に任せず、国が一定の役割を果たすべきだと考えた。1946年、ケインズが主導してアーツカウンシルが設立された。公的支援を行う際、行政との距離を保つために専門家集団が支援先の選定や配分を決める仕組みにした。』
『ナチスドイツの教訓があった。(中略)ナチスは文化支援に力を入れたが、イデオロギーに沿った芸術に偏り、前衛的な表現などは「退廃芸術」と徹底的に弾圧した。』
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