Matsuyama Ken website
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2018年 04月 20日
開催中の個展大ホール部分手前展示風景野焼きによる陶彫、縄文怪人土偶怪獣に幻獣が加わる。 ケイブンシャの「怪人怪獣大百科」やトレーディングカードの「仮面ライダーカード」が子どものころ好きだった。長じて、ウルトラマン、ウルトラセブンのデザインをした成田亨を知る。 そのデザイン画に魅せられる。「怪人怪獣カード」というシリーズを描こうと考える。はじめは、フェレットが立ってファイティングポーズをとっているものからはじまった。その後、カブトムシやクワガタムシが二本足で立ち上がったものを描く。怪人怪獣というものでもないので、「いきものカード」としてシリーズ化していく。 日本画を制作するのをやめたころ、つくりたいものをつくろうと縄文土器の模刻をはじめた。それと並行して関節人形もつくりはじめる。野焼きで自分の作品がつくれないかと考え、人体の部分の組み合わせた彫刻をつくり、発表しはじめる。 縄文土器や土偶が怪人になった「怪人カード」(のちに「怪人図」と改める)を描きはじめる。背景には日本美術の意匠を援用している。野焼き作家と出会い、久しぶりに野焼きを再開する。油彩で描いた怪人を陶彫として制作する。日本に住んでいた動物が怪獣化したものもつくった。 昨年、新宿、日本橋、大阪髙島屋を巡回した「縄文怪人土偶怪獣」が終わってから、新潟県津南町の縄文ムラで野焼きの機会を得た。幻獣の土偶をつくり焼いた。 怪獣の名前は、それぞれの動物の名前の終わりに「ン」をつけている。怪獣の子どもの名前はさらに「コ」を足して「ンコ」をつけている。
陶彫、左手前から「土偶幻獣キリンコ」「土偶幻獣シシンコ」「土偶幻獣ホウオウンコ」、左奥から「土器怪獣イノシシン」「土器怪獣オオカミン」「土器怪人ウマタカエン」「ウルトラマン」(昨年のウルトラセブン50周年展に出品したもの)油彩画、右から「土偶怪人カックウ2号」「土器怪人カエン2号」 個展「絵の具・文様・野焼き・人物」は4月22日(日)まで。 午前11時ー午後8時(最終日22日は午後5時まで) The Artcomplex of Tokyo ACT地下ホール 協力:市川平(特殊照明作家) http://www.gallerycomplex.com/.../Hall18/matsuyama_ken.html
by mt_pineart
| 2018-04-20 20:04
| 展示風景
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