--東アジアアートマーケットの再構築--【DDD連続トーク】 |
【DDD連続トーク】
--東アジアアートマーケットの再構築--
2013年10月31日(木)
午後7時30分ー9時
代官山 T-SITE GARDEN GALLERY
http://tsite.jp/daikanyama/event/
戸塚 憲太郎(hpgrp GALLERYディレクター)
寺嶋 由起(YUKI SIS ディレクター)
松山 賢 (美術家)
加藤智大(美術家)
モデレーター:浜田宏司(Gallery CAUTION ディレクター)
定員:50名
参加方法:無料/当日先着順にてご着席ください・立ち見OK
主催:代官山 蔦屋書店
協力:株式会社ギャラリーコーション
facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/420929604696625/?source=1
▼イベント概要
東京オリンピック2020が開催される7年後をマイルストーンに見立て、残された時間の中でギャラリーディレクターやアーティスト達は、「拡大する東アジアのアートマーケットに対して、どのような角度からアプローチを図ることが可能か?」をテーマにディスカッションを重ねます。
先日、香港で開催されたオークションで、中国人画家"曾梵志(ゾン・ファンジー)"の油彩画が、村上隆氏の彫刻作品の落札額を抜き、アジアの現代アートとしては過去最高額の約22億6000万円で落札され話題を集めました。 中国、韓国、台湾、シンガポール、インドネシアではインターナショナルなアートフェアが通年で開催されるなど、アジア圏のアートマーケットは拡大傾向にあります。しかし、加速するグローバリゼーションの流れの中で、日本のインディペンデントなスタンスで活動を続けているギャラリストや日本国内を活動の拠点としているアーティストたちは、資本力、マーケティング不足、コミュニケーション能力・・・様々な理由でアプローチしづらい現実があります。
そこで、東アジア圏に止まらず、海外のアートフェアへの参加経験が豊富なギャラリストに加えて、今年、韓国で開催された国際彫刻展とアートフェアを通じて現地に作品がコレクションされたアーティストをゲストにお迎えし、それぞれの活動事例の紹介や経験談を基に、クロストークのテーマでもある《東アジアアートマーケットの再構築》の可能性について検証します。
トークショーは、海外のアートフェア事情や最新のアートマーケットのトレンドを中心にした内容を予定していますが、ギャラリー関係者やアーティスト以外の方にもトークを楽しんでいただくよう豊富な画像を基にしてディスカッションを重ねます。アートフェアやアートマーケットのリアルな現状を聞くことができる絶好の機会です。気軽にご参加ください。
▼フォーカスポイント
・なぜ、「東アジア」なのか?
・タイムラインからひも解く「東アジアアートマーケットの過去と未来」
・KIAF2013をベースに検証する韓国のアートトレンド分析
・アートトレンドの拡大とメディアシュリンクの影響
・美術館、ギャラリー以外のアートスポット”サードプレイス”の重要性
・--東アジアアートマーケットの再構築--課題と戦略
▼プロフィール
■戸塚 憲太郎(hpgrp GALLERY TOKYO ディレクター)
2004年アッシュ・ペー・フランス株式会社入社。
ファッション合同展示会「rooms」ディレクターを経て、2007年に同社にてアート事業部を立ち上げる。
表参道に現代アートギャラリー「hpgrp GALLERY TOKYO」を開業しディレクターに就任。同社が運営するH.P.FRANCE WINDOW GALLERY (丸の内ビルディング)のディレクターも務める。
また、「青参道アートフェア」や「NEW CITY ART FAIR」を立ち上げ、フェアディレクターとして新たなアートシーンの創造に努める。
・hpgrp GALLERY TOKYO
http://hpgrpgallery.com/tokyo/
・NEW CITY ART FAIR
http://newcityartfair.com/
■寺嶋 由起(YUKI-SIS ディレクター)
京橋の老舗画廊勤務を経て、昨年3⽉東京浅草橋に現代美術作家を扱うギャラリー「YUKI-SIS」を開廊。その後⽇本橋に拠点を移し今年10月リニューアルオープン。ギャラリー運営の方向性として、質の⾼い作品、思想を社会に発表する作家の紹介と、⼈と⼈とが出会う"磁場"のようなプラットフォームの構築を⽬指す。
・YUKI-SIS
http://yuki-sis.com/index.html
■松山 賢 (美術家)
京都で日本画を学ぶ。その後、彫刻をつくりはじめる。絵画、写真、彫刻、音楽、インスタレーション、映像作品などを制作発表。展覧会の一要素として油彩をはじめて描く。このごろは油彩が主となる。
今年六月に韓国/釜山市で開催されたアートフェア「ARTSHOW BUSAN2013」に同時代ギャラリーから出展、日本のギャラリーの作家としては驚異的な点数の販売を実現した。
・開催中の展覧会:「たてる絵」会期:2013年10月23日(水) ー12月17日(火) 会場:日本橋髙島屋2階アートアベニュー
http://pineart.exblog.jp/21316353
■加藤智大(美術家)
東京生まれ。美術家。鉄という物質を使って物質の持つ意味や役割、また、手触りや重さなどの実感を再認識させる事をコンセプトに活動を続けている。
多摩美大大学院修了後オーダーメイドの金属加工会社にて腕を磨き独立。東京板橋にスタジオを構える。
昨年、TEZUKAYAMA GALLERY(大阪)にて発表した「鉄茶室徹亭」が第16回岡本太郎現代芸術賞にて岡本太郎賞を受賞。
今年8月には、韓国/利川市で開催された彫刻シンポジウム「16th International Sculpture Symposium in Icheon」に招待作家として参加し、三週間に及ぶ滞在制作の後に完成した作品が同市に購入され、彫刻公園に恒久的に展示されている。また、11月には岡本太郎記念館にて作品展示が予定されている。
・第16回岡本太郎現代芸術賞受賞作家展 「太陽と鉄」会期:2013年11月6日(水)~11月25日(月)会場:岡本太郎記念館
http://www.taro-okamoto.or.jp/exhibition_taiyototetsu.html
▼モデレーター:浜田宏司(Gallery CAUTION ディレクター)
舞台監督、イベントプランナーを経て、2011年神宮外苑前にBookGallery CAUTIONをオープン。株式会社ギャラリーコーション 代表取締役。
アートの視点から、「本」をコンセプトにした展覧会を定期的に開催。創業当初からアジアのアートマーケット構築をモチベーションに活動を続けている。その足がかりとして韓国のアートマーケットに対して積極的にアプローチ。アートフェア特別展のプランニングの他、ソウル、大邱、釜山、ヘイリのギャラリーとの共催による企画展の実績がある。
・Gallery CAUTION
http://gallerycaution.com/