「キュレーションの現在 アートが「世界」を問い直す」より

「一番簡単な手法は、人々のモラル観に抵触するようなスキャンダラスなテーマを掲げて、「炎上」させることでしょう。しかし、このいわゆる「炎上マーケティング」は、短期的な注目を浴びることはできても、長期的な、あるいはサスティナブルな価値創造にはまったく向いていません。キュレーションする側も、それを鑑賞する側も、お互いが傷ついて嫌な思いが残るだけです。この「炎上」手法は、あまりにも非生産的なので、即座に却下すべき方法です。では、価値創造のためにはどうすればいいのか。
 新たなる価値を将来に向けて付け加えることをキュレーションの意義とするならば、当たり前のことですが、とにかく勉強すべきです。アートの動向が現在どうなっているのかを把握することは勿論のこと、例えば、現下の社会情勢はどうなっているのか、言論界ではどういった話題が主に議論されているのか、等々、つまりは「現在の風向きを読む」ことが重要です。」
誰もがキュレーションできる時代に 土屋誠一

「あるテーマに沿って過去の作品を選び出し、展示空間に配置するとき、キュレーターは作品及びそれを取り巻く歴史の再解釈から逃れることができません。森羅万象を偏りなく取り上げることは不可能なので、取捨選択の判断をする必要があるからです。私はいま「過去の作品」と述べましたが、大抵の場合、キュレーションが作品に先立つことはないので、たとえコンテンポラリー・アートを扱うときであっても、キュレーターは何らかの歴史を編み直していると言うことができるでしょう。この作業は、キュレーションという営みに特権的なこととは思えません。そもそも歴史研究が絶え間なく歴史を編み直す営為だからです。したがって、キュレーションを介した歴史の編み直しというものを考えるとき、歴史学の知見が助けになると私は考えます。」
歴史を編み直す 桝田倫広

「震災後、キュレーションについて考えるとき、とりわけ「歴史」ということを考えますね。たとえば大正デモクラシーなんかでも、美術だと「自由でいい時代」一辺倒だけど、「自分の欲望を自由に発散してもいい」というその考えが、結局大陸への進出を支えた、という説が、日本近代史では出てきている。」
ディスカッション 日本からキュレーションの未来を考える 蔵屋美香
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# by mt_pineart | 2016-12-30 00:29 | 本の抜き書き | Comments(0)

油彩はじめました。

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# by mt_pineart | 2016-12-27 12:01 | 制作中 | Comments(0)

キネティックアート展は24日(土)まで

渋谷松濤での展覧会は12月24日(土)までです。
23日(金)も開いています。

ギャラリエアンドウ
http://www.ando-tokyo.jp/information/g-ando.htm

キネティックアート展
<出品作家>
間島 秀徳、篠原 猛史、篠原 芳子、岡田 浩志、遠藤 誠明、下角 宗範、David John Talor、山本 晶、青野 正、黒須 信雄、越前谷 嘉高、松山 賢 


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消失怪人
desappearing supervillain
紙、アクリル絵具
41.0×27.3cm
2016

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# by mt_pineart | 2016-12-22 16:08 | exhibition | Comments(0)

日本画 過去から未来へ

急いで見たので、解説パネルを読まなかったが、興味深い内容でした。
図録がもらえたので、あとで読みます。
東京芸術大学大学美術館
http://www.geidai.ac.jp/…/exh…/2016/housen16/housen16_ja.htm
昨日で終わってました。
隣の博士審査展も見てきました。

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# by mt_pineart | 2016-12-15 12:24 | 見にいく | Comments(0)