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2021年 11月 19日
横浜高島屋美術画廊のグループ展の案内状ができました。
油彩画を出品する予定です。 出品作家名を見ると、油彩画は私だけ、絵画は二人のようです。 2021年12月8日(水)ー14日(火) 午前10時ー午後8時(最終日14日は午後4時まで) Christmas ART session 2021 横浜高島屋美術画廊 #
by mt_pineart
| 2021-11-19 10:38
| 展覧会
|
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2021年 11月 16日
「なぜ世界は存在しないのか」マルクス・ガブリエル著、清水一浩訳より 「形而上学は、この世界全体についての理論を展開しようとする試みであると定義できます。形而上学が説明すべきことは、現実に世界がどのように存在しているのかであって、わたしたちにとって世界がどのように見えるのか、わたしたちにたいして世界がどのように現れるのかではありません。このような問いの立て方によって、形而上学は、いわば初めて世界を発明したのでした。わたしたちが「世界」という言葉を用いるさい、この言葉によって考えられているのは、現実に成立していることがらの総体、言い換えれば、この現実それ自体です。」 「(ハインリッヒ・フォン・クライストの手紙) すべての人間が裸眼でなく緑色の眼鏡をかけているとしたら、人間は、こうして自身の見ている対象それ自体が緑色であると判断するしかないでしょうし、自身の眼が事物を存在しているとうりに姿で見せてくれているのか、それとも、事物それ自体ではなく自身の眼に由来するものを当の事物に付け加えてはいないか、いったいどちらなのかを決められなくなることでしょう。知性についても同じことです。わたしたちは、真理と呼んでいるものが本当に真理なのか、それともわたしたちにそう見えているにすぎないのか、どちらなのかを決めることができません。 構築主義は、カントの「緑色の眼鏡」を信じているわけです。これに加えてポストモダンは、わたしたちがかけている眼鏡はひとつにとどまらず、とても数多くあるのだとしました。」 「宇宙という言葉によって思い浮かべるべきものは、実験によって開拓できる自然科学の対象領域にほかなりません。ところが、世界は、そのような宇宙よりも明らかに広大です。世界には、国家も、夢も、実現しなかったさまざまな可能性も、芸術作品も、それにとりわけ世界についてのわたしたちの思考も含まれているからです。」 「世界を有意味に定義しようとすれば、すべてを包摂する領域、すべての領域の領域とするほかありません。こうして世界とは、わたしたちなしでも存在するすべての事物・事実だけでなく、わたしたちなしには存在しないいっさいの事物・事実もそのなかに現に存在している領域である、ということになります。世界とは、何といってもすべてを ーこの人生、この宇宙、そのほかすべてをー 包摂する領域であるはずだからです。 ところが、まさにこのすべてを包摂する領域、つまり世界は存在しませんし、そもそも存在することがありえません。この主要テーゼによって、人類が頑なにしがみついている「世界は存在する」という幻想が打ち壊されるだけではありません。」 「わたしたちのレストラン訪問には、このように数多くの対象領域、いわば個々の小世界が存在しています。それらの小世界は、現実には互いに関係することなく、たんに並んで存在しているにすぎません。つまり数多くの小世界は存在していても、それらのすべてを包摂するひとつの世界は存在していません。」 「世界は存在しないとういう主張は、このような意味でこそ理解していただかなければなりません。いっさいのものがほかのすべてと関連しているというのは、たんに間違いです。ブラジルの蝶の羽ばたきが何らかの経路でテキサスの竜巻を惹き起こすのだという、よく知られた主張は端的に間違っています。たしかに多くのものは互いに関連していますが、いっさいのものがほかのすべてと関連しているというのは間違っています。」 「少なからぬ芸術作品のポイントは、古典的な美の概念を打ち破り、それによって「芸術とはある種の娯楽である」というテーゼに抵抗することにあるのです。 芸術の意味とは何かという問いに、また別の視点からアプローチしてみましょう。わたしたちが美術館に行くのは、美術館では、あらゆるものにたいして違った見方をするという経験ができるからです。」 「じっさい美術館では、受動的な観察者のままでは何も理解できません。訳のわからない、無意味にすら見える芸術作品を解釈することに努めなければなりません。何の解釈もしなければ、塗りたくられた絵の具が見えるにすぎません。それはポロックだけでなく、ミケランジェロでも同じことです。芸術の意味の場がわたしたちに示してくれるのは、さまざまな意味のなかには、わたしたちが能動的に取り組まなければ存在しないものもある、ということなのです。 芸術の意味は、わたしたちを意味に直面させることにあります。」 「じっさい、わたしたちは対象を見るのであって、わたしたちが見ているということを見るのではありません。ところが造形芸術では、わたしたちの行っている「見る」ことの習慣それ自体、つまり対象にたいするわたしたちの見方それ自体が可視化されます。同じことが音楽にも当てはまります。音楽は、注意深く聴くことを教えてくれます。日常生活の場合と違って、わたしたちは、たんに音そのものを聴くだけでなく、音を聴きながら、聴くことそれ自体について何ごとかを経験するわけです。」 「自分の人生の大半が妄想でないことを、どうやって知るのだろうか。ちょっと想像を働かせてみれば、わたしたちの人生の少なからぬ側面がじっさいに想像的なものであること、あるいは完全に象徴的なものであることが容易にわかります。とりわけ人間どうしの相互関係のなかでは、ほかの人びとがわたしたちをどう見ているのか、またほかの人びとをどう見ているのか、それにわたしたちの共通の話題になっている対象をほかの人びとがどう見ているのかというように、ほかの人びとの視点をわたしたちがどう想像づけるべく、つねに虚構のイメージと知覚とを協働させているわけです。もし何の幻想もなければ、わたしたちにとっては、わたしたちの一人ひとりが各々の人生経験の前景にはっきりと知覚しているような対象も現実も存在しないことでしょう。」 「マレーヴィチの絵画作品は、まったく対象をもたないわけではない、ということです。対象をもたないどころか、むしろマレーヴィチの作品は、異常なところのないごく普通の対象、白地を背景とした黒い正方形を示しています。もっとも以前には、これとは別のことが芸術には期待されていました。とりわけ、人間に深く関わるような対象を写し取ることが期待されていたのでした。マレーヴィチはそうした期待を裏切り、まさにそれによって、そもそも対象がどのように現象するのかを示してみせます。つまり、どんな対象も、何らかの背景をもって ー究極的には自らの意味の場を背景としてー 現象するということです。」 「まさにこの背景と前景の転換を、マレーヴィチはいわば純粋な形で示しています。そのためにこそマレーヴィチは、白地を背景とした黒い正方形を描いたのでした。わたしたちは、まず描かれたものに興味を惹かれ、黒い正方形に注意を集中させます。そして一見して ーこの作品は対象をもたない抽象絵画だと見なされているのでー この絵画作品では何の対象も問題になっていないのだと思います。が、次に黒い正方形がひとつの背景をもち、その前に歩み出ていることに気づきます。こうして背景に気づくやいなや、わたしたちは、当の背景を主題化する可能性を手にしています。このとき、何らかの新たな背景をもつ前景へと変わっているわけです。」 「たんに後景と前景の転換にとどまっていることはできません。さらなる一歩は、次のような認識にあります。すなわち、白地を背景とした黒い正方形、つまりマレーヴィチの芸術作品をわたしたちが観ているとき、わたしたちは世界のなかを動いているが、この世界を背景として、当の芸術作品がその前に歩み出ている、ということです。マレーヴィチの作品に体現されている背景と前景の転換は、それ自身、芸術作品という形態をとって、当の作品を観ているわたしたちが存在しているこの世界という背景の前に歩み出ているわけです。」 8/20まで開催中の個展でギャラリートークをします。 2023年7月29日(土)午後1時30分ー午後3時 写真のように見える絵画の上に文様を盛り上げたり、彫ったりした「写真の絵・模様の絵」。 縄文時代の動物が縄文土器の文様を身にまとい、焚き火でつくる焼きものの彫刻「土器怪獣」。 縄文土器土偶が怪人怪獣になったものを描いた「怪人怪獣図」。 などの絵画と陶彫、そのもとになった土器土偶の実物、複製、模造も展示します。 2023年4月29日(土)ー8月20日(日) 松山賢展「火がつくる文様絵画と野焼彫刻-縄文文化との接点-」 津南町農と縄文の体験実習館なじょもん(新潟県) 午前9時ー午後5時(最終入館午後4時30分) 7/10まで月曜休館、7月18日(火)休館、7/19-8/20無休 こちらに作品写真、文章などあります。 #
by mt_pineart
| 2021-11-16 23:09
| 読書
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2021年 11月 02日
「みんなが同じ虚構を信じていれば、同じ規則に従うことができるわけ」 「大がかりな協力の土台は神話だから、その神話が変化すれば、協力のありかたも簡単に変化する。つまり別の物語を語るだけでいいんだ」 「社会体制をすぐに切り換えられるのはサピエンスだけですよね」 「何しろ「有神論者」という言葉はとても範囲が広いからね。「有神論者」はこんなふうに多種多様だけど、どの集団も他の信仰や慣習は不自然で異端だと考えた。「アニミズム」を信じる狩猟採集民の場合も、集団ごとの差異はやはり大きかったんだろうね。」 「何しろ資料が乏しすぎるんだ。石器時代の精神世界を具体的に記述しようとすれば、どうしても大部分想像に頼ることになってしまうんだよ。」 「つまり、大昔の狩猟採集民の信仰はこうだったと学者が主張したとして、その主張からわかるのは石器時代の宗教の実像というより、学者自身の先入観だってことですよね。」 「狩猟採集民の信仰については、はっきりしたことはほとんどわからないと正直に認めるほうがずっといいんだよ!」 「(ラスコー洞窟井戸状空間壁画の解釈のあと)やれやれ、まるでロールシャッハ・テストだね。それでわかるのは、これを描いた昔の人々の信仰ではなくて、むしろ現代の研究者の心理というわけさ」 #
by mt_pineart
| 2021-11-02 12:29
| 読書
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2021年 10月 23日
1月に博物館での展覧会図録に載せる作品写真撮影があるために11月に野焼きをすることにした。
素体ができてきた。これから文様を施す。 1月に追加野焼きして群れを増やす予定。 2月に博物館横公園で野焼きイベントの予定。 #
by mt_pineart
| 2021-10-23 13:15
| 制作中
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