日本橋髙島屋で個展

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松山賢個展「縄文怪人土偶怪獣」

7月5日(水)ー 24日(月) 
日本橋髙島屋6階美術画廊X
午前10時30分ー午後7時30分 
会期中無休
http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/event3/

縄文土器や土偶をモチーフに怪人、怪獣をつくりました。
彫刻30点、壺皿20点、絵画30点の約80点を展示します。

ギャラリートーク
7月9日(日)午後4時ー5時 日本橋髙島屋美術画廊X
都築響一(写真家・編集者)×松山賢 
進行:山口’Gucci'佳宏(好事家/ミッドナイトストアー主宰)  



このたび髙島屋では『松山賢展 縄文怪人土偶怪獣』を開催いたします。
松山賢はこれまでシミュレーショニズムやサンプリングといった手法を用
いながらも独自の解釈で「抽象ガール」「風景ガール」「写真の絵」「絵の具
の絵」などその都度批評性を孕んだ作品で精力的な発表を続けています。
岡本太郎氏が1952年に『みずゑ』誌上で「四次元との対話――縄文土器論」
を発 表以来、いまや日本文化のルーツとして、また日本美術史の源流とし
て認識される縄文文化。今展では「縄文怪人土偶怪獣」と題し、松山賢が日
本人の根源的美術表現としての「縄文」をテーマに制作した油彩・アクリル
の平面作品に加え、野焼きによる立体作品まで近・新作を一堂に展観いたし
ます。
「いきものカード」「動物カード」「怪人カード」に続く怪人怪獣大百科を
どうぞご高覧ください。

髙島屋美術部




人間は意識の深いところにひそむ「本質」、「根源」に触れられることを忌み嫌う存在と言える。その嫌悪は社会に登録した「わたし」に隠された「もうひとりのわたし」が呼び覚まされる感覚に基づくもので、松山賢の作品と接した時に感じる得体の知れない奇妙な印象もその辺りに由来するように思う。女と男、異形の者、そして動物など松山が扱うモチーフはすべてある種の普遍性を持つがゆえに一方で個々の多様な欲望を飲み込んでいく。松山は頻繁にモチーフの模写、模刻を行うが、それはモチーフの根源を見極め、創造のインスピレーションを召喚するためのプロセスと言えはしないか。無意識の中にある封印された「人間」の記憶。人類の精神史を遡り、あるいは人間の過去に及んで、その深淵を導き出し、現代のイメージとして定立させていく松山。平面、立体を問わずその作品は常に、自我によって封じ込められている無意識的な抑圧への気づきを見る者に誘発する。作品と対峙する人それぞれの心の深層を意識化させるための「鏡像」として松山作品は機能するのだ。
 今回の展覧会では「縄文」、「怪人」、「土偶」、「怪獣」といったキーワードが並び、現代日本人のルーツとされる「縄文」と成人のルーツたる「子供」が等価の着想源となっている。例えば縄文土器の文様を人間の身体や異形の者に引用した表現に、かつての子供たちが夢中になった『図鑑』、『大百科』のカタログ的フォーマットや、今も子供たちを魅了する「カード」の形式を交差させた連作などは、我々の記憶の奥底にある情景をどこまでも刺激していく。とは言え、単に「懐かしさ」を煽るものではなく、作品は現在を侵食する異物として我々の前に立ちはだかる。個性が注意深く消し去られ、遍く一般化されたモチーフはまさに「精緻」という形容がふさわしい描写を伴うが、モチーフをデペイズマン的に組み合わせたり、それぞれに強い意味を持つ文様をある時は背景に、またある時はモチーフを融解させてオールオーヴァーな構成をとったりしながら様々な魔術的効果を発揮させていくのだ。ジャンルを横断して同一コンセプトの作品が制作される点からは絵画、彫刻といったメディアそのものに対する批評性も読み取れるが、まず何よりもひとつのイメージが複雑かつ多様な意味を孕み、見る者それぞれの視点によっていくつもの「未知の記憶/感情」をまるで映像のようにフラッシュバックさせていくことに、松山作品の特質と魅力はあるように思う。

工藤健志(青森県立美術館学芸員)



この展覧会は大阪に巡回します。
8月2日(水)ー 8日(火)  大阪髙島屋6階ギャラリーNEXT
http://www.takashimaya.co.jp/osaka/event3/
午前10時ー午後8時、最終日は午後4時閉場




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by mt_pineart | 2017-06-27 09:59 | exhibition | Comments(0)

クアラルンプールで縄文の展覧会






2017年6月17日ー8月13日
クアラルンプールで縄文の展覧会に出品しています。
http://www.cube1kl.com/







怪人図(土器怪人カエン2号)

油彩、キャンバス  
supervillain card (earthenware supervillain Kaen no.2)
oil on canvas
162.0×130.3cm (F100)
2016




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怪人図(土偶怪人カックウ2号)
油彩、キャンバス  
supervillain card (earthen figure supervillain Kakku no.2)
oil on canvas
162.0×112.0cm (P100)
2016


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by mt_pineart | 2017-06-25 23:03 | exhibition | Comments(0)

「縄文怪人土偶怪獣」元ネタガイド

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髙島屋美術画廊での個展では、作品ごとに解説文のキャプションを掲示しています。
会場に『縄文怪人土偶怪獣」元ネタガイド』というファイルを置いています。
解説文に記載している土器土偶、美術作品などの引用元の写真を入れています。






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「渋谷系元ネタディスクガイド」(太田出版)という本を読んで、コーネリアス、ピチカートファイヴなどの渋谷系の元ネタ曲のCDを探して聴くようになりました。
本をミュージシャンごとに分冊化して見やすいようにバラバラにしていました。
一番下はフリッパーズ・ギターの元ネタで「前略、小沢健二様」
(太田出版)の巻末に載っていた「ビニール・ジャンキー予備軍に捧げるオザケン元ネタ全曲解説」です。
これが元になって「渋谷系元ネタディスクガイド」の本ができたようです。
 
元ネタ探しをしているうちに、元ネタのロック、ソウル、ジャズ、映画音楽、ブラジル音楽などの方が好きになって元ネタと関係なくCDを買って聴くようになりました。







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by mt_pineart | 2017-06-24 18:03 | exhibition | Comments(0)

新宿髙島屋美術画廊での個展は明日6月19日(月)まで

新宿髙島屋美術画廊での個展、明日19日(月)最終日です。
午後4時までです。
7月5日(水)ー24日(月)日本橋髙島屋美術画廊Xに巡回します。
7月9日(月)午後4時−5時には都築響一さん(写真家・編集者)とギャラリートークがあります。
進行は山口佳宏さん(好事家/ミッドナイトストアー主宰)です。
展示内容は若干変わります。同じ作品でも展示会場によって違って見えますので、お近くにお出での際にはぜひお立ち寄りください。


土偶怪人シャコウ
earthen figure supervillain Shako    
陶       
ceramic
height 35.5cm
2017



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by mt_pineart | 2017-06-19 00:14 | exhibition | Comments(0)

新宿髙島屋美術画廊個展は6月19日(月)午後4時まで

明日17日(土)昼ころから終わり午後8時30分まで
18日(日)昼ころから、たぶん、終わりころ午後8時まで
新宿髙島屋美術画廊の個展会場にいます。
個展は19日(月)までです。
最終日19日(月)は午後4時までです。
お気をつけください。




「土偶怪人シャコウ2号」
”earthen figure supervillain Shako no.2”
陶    
ceramic
height 35.5cm
2017


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by mt_pineart | 2017-06-16 17:50 | exhibition | Comments(0)

「縄文怪人土偶怪獣カード」販売中

「縄文怪人土偶怪獣カード」作りました。
ZINE(小作品集)と同じく、ミッドナイトストアーからの発行です。
25枚セット50部限定エディションナンバー入りです。
新宿髙島屋美術画廊での個展で販売しています。
仮面ライダーカードや怪人怪獣大百科から発想した彫刻作品を、カードという形態に戻しました。
ケースに入ったのを本棚に置いてもいい感じです(と自分で言う)。



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by mt_pineart | 2017-06-15 16:32 | Comments(0)

新宿髙島屋美術画廊で個展「縄文怪人土偶怪獣」

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松山賢個展
「縄文怪人土偶怪獣」

6月7日(水)ー 19日(月) 
会期中無休 
午前10時ー午後8時、金土は午後8時30分まで、最終日は午後4時閉場
新宿髙島屋10階美術画廊
http://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/event3/

縄文土器や土偶をモチーフに怪人、怪獣をつくりました。
彫刻30点、壺皿20点、絵画30点の約80点を展示します。


ギャラリートーク

6月10日(土)午後4時ー5時 新宿髙島屋美術画廊

工藤健志(青森県立美術館学芸員)×松山賢  


工藤健志さんは、「成田亨が残したもの」展、「縄文と現代」展、「美少女の美術史」展、「成田亨」展などを企画しています。



このたび髙島屋では『松山賢展 縄文怪人土偶怪獣』を開催いたします。
松山賢はこれまでシミュレーショニズムやサンプリングといった手法を用
いながらも独自の解釈で「抽象ガール」「風景ガール」「写真の絵」「絵の具
の絵」などその都度批評性を孕んだ作品で精力的な発表を続けています。
岡本太郎氏が1952年に『みずゑ』誌上で「四次元との対話――縄文土器論」
を発表以来、いまや日本文化のルーツとして、また日本美術史の源流とし
て認識される縄文文化。今展では「縄文怪人土偶怪獣」と題し、松山賢が日
本人の根源的美術表現としての「縄文」をテーマに制作した油彩・アクリル
の平面作品に加え、野焼きによる立体作品まで近・新作を一堂に展観いたし
ます。
「いきものカード」「動物カード」「怪人カード」に続く怪人怪獣大百科を
どうぞご高覧ください。

髙島屋美術部



人間は意識の深いところにひそむ「本質」、「根源」に触れられることを忌み嫌う存在と言える。その嫌悪は社会に登録した「わたし」に隠された「もうひとりのわたし」が呼び覚まされる感覚に基づくもので、松山賢の作品と接した時に感じる得体の知れない奇妙な印象もその辺りに由来するように思う。女と男、異形の者、そして動物など松山が扱うモチーフはすべてある種の普遍性を持つがゆえに一方で個々の多様な欲望を飲み込んでいく。松山は頻繁にモチーフの模写、模刻を行うが、それはモチーフの根源を見極め、創造のインスピレーションを召喚するためのプロセスと言えはしないか。無意識の中にある封印された「人間」の記憶。人類の精神史を遡り、あるいは人間の過去に及んで、その深淵を導き出し、現代のイメージとして定立させていく松山。平面、立体を問わずその作品は常に、自我によって封じ込められている無意識的な抑圧への気づきを見る者に誘発する。作品と対峙する人それぞれの心の深層を意識化させるための「鏡像」として松山作品は機能するのだ。
 今回の展覧会では「縄文」、「怪人」、「土偶」、「怪獣」といったキーワードが並び、現代日本人のルーツとされる「縄文」と成人のルーツたる「子供」が等価の着想源となっている。例えば縄文土器の文様を人間の身体や異形の者に引用した表現に、かつての子供たちが夢中になった『図鑑』、『大百科』のカタログ的フォーマットや、今も子供たちを魅了する「カード」の形式を交差させた連作などは、我々の記憶の奥底にある情景をどこまでも刺激していく。とは言え、単に「懐かしさ」を煽るものではなく、作品は現在を侵食する異物として我々の前に立ちはだかる。個性が注意深く消し去られ、遍く一般化されたモチーフはまさに「精緻」という形容がふさわしい描写を伴うが、モチーフをデペイズマン的に組み合わせたり、それぞれに強い意味を持つ文様をある時は背景に、またある時はモチーフを融解させてオールオーヴァーな構成をとったりしながら様々な魔術的効果を発揮させていくのだ。ジャンルを横断して同一コンセプトの作品が制作される点からは絵画、彫刻といったメディアそのものに対する批評性も読み取れるが、まず何よりもひとつのイメージが複雑かつ多様な意味を孕み、見る者それぞれの視点によっていくつもの「未知の記憶/感情」をまるで映像のようにフラッシュバックさせていくことに、松山作品の特質と魅力はあるように思う。

工藤健志(青森県立美術館学芸員)


この展覧会は7月5日(水)ー 24日(月)日本橋髙島屋、8月2日(水)ー 8日(火)大阪髙島屋に巡回します。
















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by mt_pineart | 2017-06-13 10:35 | exhibition | Comments(0)

6月10日(土)のギャラリートークを終えて

昨日の工藤健志さんとのギャラリートーク、客席の後ろや横の方を見る余裕がなく、後からいらっしゃった方で立ち見が結構いらしたことを、今日、画廊スタッフから聞きました。
長時間おつかれさまでした。ありがとうございます。
そういえば、始まる前の時点で座席が足りなくなって、できるかぎり椅子を出していました。

たくさんの方にお越しいただき、ありがとうございます。
「怪人怪獣カード」セット、ZINE(小作品集)、作品をお買い求めいただき、重ねてお礼申し上げます。

展覧会は新宿髙島屋美術画廊で19日(月)まで開催しています。
http://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/event3/
7月5日(水)ー 24日(月)日本橋髙島屋
8月2日(水)ー 8日(火)大阪髙島屋
に巡回します。
内容は若干変わります。
徐々にすこしずつ会場が小さくなります。




「土偶怪獣カモシカン」
”earthen figure monster Serown”
陶                          
ceramic
length 9cm
2017






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by mt_pineart | 2017-06-12 00:37 | exhibition | Comments(0)

6月10日(土)ギャラリートーク

明日6月10日(土)午後4時ー5時に新宿髙島屋美術画廊で、青森県立美術館学芸員の工藤健志さんとギャラリートークします。
工藤さんの企画した七戸町立鷹山宇一記念美術館「成田亨が残したもの」展、青森県立美術館「縄文と現代」展を見に行きました。そのときには工藤さんが企画したものだとは知らなかったのですが、「美少女の美術史」展(青森県立美術館、静岡県立美術館、島根県立石見美術館)への出品依頼のときに知ることとなりました。
今回、ウルトラマンとその怪獣をデザインした「成田亨」展を企画した工藤さんをゲストにお招きしてギャラリートークをします。





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怪人図(石偶怪人オプ)supervillain card
(stone figure supervillain Op)
53.0×45.5cm
oil on canvas
2017









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by mt_pineart | 2017-06-10 01:02 | exhibition | Comments(0)

ZINE(小作品集)とカードセット


新宿髙島屋美術画廊での個展でZINE (小作品集)を販売しています。540円オマケ付きです。みうらじろうギャラリーでも引き続き置いています。オマケのカードは、25枚セット50部限定エディションナンバー入りで、別売りしています。




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by mt_pineart | 2017-06-09 00:58 | exhibition | Comments(0)