怪人カードにいたるまで

10月4日(土)までの京橋でのグループ展で、「怪人カード」シリーズ3点を展示しています。
http://www.kino19.com/
「怪人カード」シリーズは、新シリーズのようですが、いままでの「動物カード」「いきものカード」に続くものです。
というより、「怪人カード」こそ、それらのシリーズのはじまりなのです。
ベースボールカードなどのトレーディングカードがモチーフとなっています。
仮面ライダーカードを集めていたのと、「怪人怪獣大百科」という本がおどろおどろしいようなわくわくするようなのが好きでした。

「怪人カード」のシリーズのはじまりは、フェレットが立ってファイティング・ポーズをとっているものでした。

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動物カード
Animal card

油彩、キャンバス
oil on canvas

53.0×45.5cm(F10)

2005




これにつづく怪人を描く予定でしたが、昆虫が立ったものに移っていきました。
つづくのは「いきものカード」でこれらは「怪人カード」の一部です。
美少女の美術史展、静岡県立美術館に出品しています。




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いきものカード(クワガタ)
Creature card ( Stag beetle )

油彩、キャンバス
oil on canvas

145.5×145.5cm (S80)

2007



次は着ぐるみが怪人です。
仮面ライダーショー、ウルトラマンショーなどでも着ぐるみが出てきます。


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いきものカード(ウサギとフェレット)
Creature card ( rabbit and ferret )

油彩、キャンバス
oil on canvas

145.5×145.5cm (S80)

2007



もはや、いきものでないもの、マネキンもいきものの仲間入りをして怪人として「いきものカード」に入っていきます。


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いきものカード(マネキン)
Creature card ( mannequin )

油彩、キャンバス
oil on canvas

145.5x145.5cm (S80)

2007



などなどそのあと「いきものカード」として続いていきます。
http://www.geocities.jp/mt_pineart/ikimono5.html
http://www.geocities.jp/mt_pineart/skate2.html
http://www.geocities.jp/mt_pineart/skate1.html
http://pineart.exblog.jp/16256583/
http://pineart.exblog.jp/20129283/
http://pineart.exblog.jp/20129305/
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by mt_pineart | 2014-09-30 10:58 | works | Comments(0)

バート・バカラックやロジャー・ニコルズ

大好きな映画「カジノロワイヤル」の大好きなオープニングクレジットのアニメーションと音楽。曲バート・バカラック、演奏ハーブ・アルバート&ティファナ・ブラス。サントラは数え切れないほど聴き、映画も何度も見た。 
http://www.youtube.com/watch?v=SSEmKXzpQMQ&feature=related


「カジノロワイヤル」テーマとコーネリアス「ファースト・クエスチョン・アワードのテーマ 」 http://www.youtube.com/watch?v=untAbiW2sng&feature=related 
http://www.youtube.com/watch?v=SSEmKXzpQMQ&feature=related


Roger Nichols & The Small Circle Of Friends 「 Don t Take Your Time」とcornelius「the love parade 」
http://www.youtube.com/watch?v=C0Z8K4vNqyA  
http://www.youtube.com/watch?v=_VZUd2JWc5A&feature=related


ここから元ネタの方が素晴らしいことがわかり、60年代ソフトロックをたくさん聴くようになりました。




土岐麻子、全部聴いています。RT @julespascin: 「化粧直し」を見たら横に「おすすめ」みたいので土岐麻子「乱反射ガール」がありました。
http://bit.ly/zaJfpg






よく知られているのはカーペンターズが取り上げた「雨の日と月曜日は」
http://www.youtube.com/watch?v=sfqewj59axk&feature=fvsr
「We've Only Just Begun」
http://www.youtube.com/watch?v=0EvQcbLb1gk&feature=related 
@julespascin:Roger Nichols知りませんでした。いいですね

「あなたの影になりたい/Let Me Be The One」、「愛し続けて/I Kept On Loving You」などです。
http://www.youtube.com/watch?v=QfFeXkIsER4&feature=fvsthttp%3A%2F%2F
http://www.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3DFkn5hxJyzMU


Roger Nichols & Paul Williams 横のリンクにいろいろあります。
http://www.youtube.com/watch?v=QfFeXkIsER4&feature=fvst
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by mt_pineart | 2014-09-29 20:23 | 音楽 | Comments(0)

ミニミニスキャット

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1998年と1999年の個展の作品をまとめて、キリンコンテンポラリーアワード1999に出品した作品の再構成による展覧会です。
60年代70年代の艶笑コメディの映画をモチーフとしています。

フリッパーズ・ギター、ピチカート・ファイヴなどの渋谷系と言われた音楽から、その元ネタをさがすようになりました。
たとえば、フリッパーズ・ギター「恋とマシンガン」の出だしのスキャット
https://www.youtube.com/watch?v=bJxajh5XOgE
映画「黄金の七人」アルマンド・トロヴァヨーリ
https://www.youtube.com/watch?v=dgKwXS9_K9Y
DVDはまだ存在せず、VHSビデオでもあまり出ていない、イタリアなどの艶笑コメディのサントラを聴き、ジャケットの写真を見ながら、どんな映画だろうと夢想していました。

そういった映画をモチーフとしたジオラマとして、部屋と彫刻(人形)をつくりはじめました。
部屋の壁紙としての花模様は手で描いているので、絵画なのです。
絵画が壁面にかかっているのではなく、壁面が絵画になって空間に屹立しています。
絵画である、ということがよりわかるように、額縁に入れて、向かい側にも壁紙があるであろう壁にかけました。

壁面によって会場内に通路をつくり、その間を通りながら作品を見ることになります。
幻惑するようなハレーションを起こすものとして、裏側の壁面はオプ・アートによる絵画にしています。
だまし絵やコマ撮りアニメなど、視覚の錯覚をつかった単純な驚きとおもしろさを感じるものが好きです。

座っている彫刻の下半身は陶の素焼きで、できています。
土が生乾きのときに、彫刻刀で彫り、焼いてから絵具を入れています。
最近の作品で、板に模様を彫って絵具をいれているものにつながっています。
つながりを意識してつくったことはなく、以前からやっていたと、ふと気づきました。

ジオラマを写真に撮って、コラージュし、映画のポスターのようなものを作りました。
写真には彩色が施されています。
今回は展示していませんが、油彩で描いたポスターのようなものも展示しました。
絵画は写真のようで、写真は絵画のようになっています。

映画にサントラ音楽があるように、展覧会のサントラを作り、展覧会場で流しました。
今回の展示では、キリンコンテンポラリーアワード応募ビデオに音楽を収録していますので、そのDVDを流しています。
キリンコンテンポラリーアワードはビデオによる応募でした。
当時の個展の展示の様子をご覧いただけます。

サントラのジャケットを描き、CDに絵を描きピクチャーCDとしました。
それらも、壁にかかっていませんが絵画です。
今回の個展では展示していません。


松山賢個展「ミニミニスキャット」
2014年9月3日(水)ー26日(金)
午前11時-午後7時(日・月・祝休廊)
SPACE M 
東京都目黒区青葉台1-14-18
03-3462-0682
http://spacem.zels.jp/
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by mt_pineart | 2014-09-23 18:24 | 展示風景 | Comments(0)

高橋真琴

今のアニメの萌え絵のキャラクターはどこから来ているのか、考えています。
手塚治虫、少女マンガからだろうとぼんやりと考えていて、4月に西武渋谷、ギャラリー向日葵、この前代々木上原で、高橋真琴展を見に行って、あらためて高橋真琴からではないかと思いました。
少女マンガの大きい目の源流が、竹久夢二ー中原淳一 ー 高橋真琴 ー少女マンガという流れにあるのではないかと考えました。
竹久夢二の絵がどこから来たのかということもありますが、中原淳一から高橋真琴の目の大きさと星へという穴を埋めるミッシングリンクがなにかあるのではないかと漠然と考えていました。

カワイイの原点 高橋真琴展
http://space8.jp/schedule/2014_10/

私の作品の「大首絵シリーズ」は、高橋真琴 ー 少女マンガの目の大きいかわいい女のコが主に正面を向いていて、まわりに花が囲んでいる絵を、写真的写実で描くという作品です。

松山賢「大首絵」シリーズ
http://pineart.exblog.jp/16256264/
http://pineart.exblog.jp/16256386/
http://pineart.exblog.jp/14571113/

美少女の美術史展で、竹久夢二、中原淳一、内藤ルネ、高橋真琴と並んでいる作品を見ていると、やはり、高橋真琴が特異点なのです。
そこに大きな飛躍があるのです。

展示を見てから、応接室で出品作家や美術館の方と話しているときに、その話をすると、高田明美さんがやはり高橋真琴さんからだということをお話されていました。
企画したトリメガ研究所のなかでアニメに詳しい村上さんにお訊きしても、即座に高橋真琴だという答えがありました。

帰ってから、あらためて家にある高橋真琴作品集を見ると、こんな文章がありました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 瞳のビッグバンと宝塚歌劇

少し時代を遡ってみよう。
高橋真琴の絵の源流をたどれば、抒情画や藤田嗣治の絵などを経て、浮世絵の美人画に行き着く。喜多川歌麿の美人大首絵と高橋真琴のバストアップの少女絵の間には、そんなに大きな隔たりはないと思う。
 でも、目は決定的に違う。浮世絵に描かれた女性の目は、とても小さくて細い。(中略)
 土偶の作者を別にすれば、大正時代に活躍した竹久夢二が、「大きな瞳の女性の絵」で脚光を浴びた初めての日本人だろう。ところが、抒情画第一世代の彼の描く瞳は、今見るとちっとも大きく見えず、浮世絵の切れ長の目からあまり遠くない。
 竹久夢二の影響を受けつつ、抒情画界に彗星のように現れた中原淳一が昭和10年代に少女の瞳をグッと大きくまるくした。その瞳の大きさは「異様」の域に肉薄していたが、それでもまだまだ手ぬるい。
 高橋真琴が貸本まんがを描きはじめた昭和20年代後半は、抒情画が衰退し、少女まんがが台頭する大転換期だった。「リボンの騎士」で少女まんがの原型のひとつをつくった手塚治虫などは、すでに異様に大きな瞳の少女を描いていた。 
 こうして段階的に育った瞳のサイズとは違って、瞳の星は、気づいたらそこらじゅうで輝いていた。
 高橋真琴が雑誌デビューした昭和30年代前半には、横山光輝や水野英子、松本零士(当時は松本あきら)が、瞳の真ん中に十字に光るほしのようなものを描いていた。これは当時の流行だったようだ。といっても、シンプルすぎるこの白十字は、高橋真琴が完成させた星座入りの過剰な瞳とはかなり違う。
 少年まんがと少女まんがが未分化だったこの混沌の時代に、高橋真琴が少女まんがに独自の道を示した。少女の瞳は一気に進化、開花していく。その中で、高橋真琴の描く瞳も、輝きを増していった。
 高橋真琴は宝塚歌劇の大ファンで華やかなタカラジェンヌたちの、ライトを浴びた瞳の輝きを絵で表現してみたら、星になったと言っている。
 (後略)

「少女ロマンス 高橋真琴の世界」 
 天球の瞳がもたらしたもの 中野純 より
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

美少女の美術史展には、喜多川歌麿の大首絵、竹久夢二、中原淳一、高橋真琴、手塚治虫のリボンの騎士が展示されています。

アニメの萌えキャラクターからは少し離れてしまったかもしれません。
ぼんやりと考えていたことが文章になっていてハッとしましたが、だいぶ前に読んでいるはずで、読んだことを忘れいていて、内容が頭の片隅に残っていただけなのかもしれません。

大首絵(コサージュ)
油彩、キャンバス
27.3×27.3cm(S3)
2008
ohkubi-e (Bust portrait) /corsage
oil on canvas


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by mt_pineart | 2014-09-23 16:20 | 制作について | Comments(0)

個展「ミニミニスキャット」

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"mini mini scat ・ room” 91.5×91.5×223.5cm mixed media 1998 

松山賢個展「ミニミニスキャット」

2014年9月3日(水)ー26日(金)
午前11時-午後7時(日・月・祝休廊)
SPACE M 
東京都目黒区青葉台1-14-18
03-3462-0682
http://spacem.zels.jp//

オープニングレセプション 9月5日(金)午後6時ー8時

 今回の個展は、1999年キリンコンテンポラリーアワード受賞作品としてキリンプラザ大阪、キリンビール本社で展示した1998年の作品をもとに再構成した展示です。
 会場には壁面によって仕切られた通路があります。壁面には花模様と抽象的な錯視の絵画が描かれています。音楽、彫刻、絵画、コラージュ作品などのインスタレーション「ミニミニスキャット」は、映画をモチーフとした作品です。艶笑コメディをモチーフとして実体化したジオラマ、絵のような写真と写真のような絵画による映画ポスターを模した作品、映画音楽で使われるスキャットなどによって構成されます。
 7月に日本橋髙島屋美術画廊X、8ー9月には新宿高島屋で同時期開催の「カラー・ミー・ポップ」が開催されます。女性像が出てこない油彩画を主とした現在の制作にも、模様を描いた絵画などが通奏低音として流れます。日本画から人形制作を経て、彫刻作品を主としたインスタレーション作品の「実物」をぜひ見ていただきたいです。












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by mt_pineart | 2014-09-12 00:32 | 展覧会予定 | Comments(0)

Reborn

グループ展に出品します。
木之庄企畫が京橋に移転、新スペースがオープンします。

「Reborn」
9月6日(土) - 10月4日(土)
午前11時ー午後7時(日月祝休み)
オープニング 9月6日(土) 午後6時ー8時

H.K 、森洋史、湯真藤子、堀越達人、宏二郎、松山賢、矢倉屋佳弥

木之庄企畫
東京都中央区八重洲2-8-11 川京ビル2階
http://www.kino19.com/

怪人シリーズ3点展示します。


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怪人カード(土器怪人カエン)」
45.5×33.3cm (P8)
キャンバス、油彩
2014
supervillain card (Earthenware supervillain Kaen)
oil on canvas



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by mt_pineart | 2014-09-12 00:29 | 展覧会予定 | Comments(0)

2カ所で個展

現在、新宿高島屋と中目黒、2カ所で個展をしています。

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松山賢個展「ミニミニスキャット」

2014年9月3日(水)ー26日(金)
午前11時-午後7時(日・月・祝休廊)
SPACE M 
東京都目黒区青葉台1-14-18
03-3462-0682
http://mdpgallery.com/

オープニングレセプション 9月5日(金)午後6時ー8時
______________________

カラー・ミー・ポップ 
松山賢

2014年8月27日(水)ー9月8日(月)
高島屋新宿店10階美術画廊
午前10時ー午後8時(最終日は午後4時まで)
http://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/event3/index.html
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by mt_pineart | 2014-09-08 17:42 | 展覧会予定 | Comments(0)

絵の具の絵(群青)

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絵の具の絵(群青)
岩絵具、綿布
162.0cm×194.0cm (F130)
2014
paint painting ( ultramarine )
mineral pigments on cotton  



今回の個展では、20年ぶりに岩絵具と胡粉で描いた作品を出しています。
「カラー・ミー・ポップ」

2014年8月27日(水)ー9月8日(月)
高島屋新宿店10階美術画廊
午前10時ー午後8時(最終日は午後4時まで)
http://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/event3/index.html


2014年7月16日(水)- 8月4日(月)
高島屋日本橋店6階美術画廊X
午前10時ー午後8時
http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/event3/index.html#event3_7
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by mt_pineart | 2014-09-04 20:43 | works | Comments(0)

「気が遠くなる未来の宇宙のはなし」 佐藤勝彦著より

そんな遠い未来の宇宙のことは、自分たちには関係ないのでは?」
「人類すらいないであろう未来の宇宙のことを知って、何の役に立つのかな?」
 そう思われるのは、当然だと思います。はるかな未来の宇宙の姿を知っても、日々の生活の糧を得る上ではほとんど役に立たないでしょう。
 でも、明日のご飯と同じくらいに大事なことが「パンのみにて生きる者」ではない人間にはあることも、皆さんはよくご存じでしょう。宇宙について知ること、宇宙の中で生きる人間と宇宙との関わりを知ることは、いわゆる「実用性」とは別の価値があるー宇宙の研究に長く携わってきた者として、強くそう思います。

「このようみ、基礎科学であっても「役に立つ」ことは多々あります。しかし、基礎科学の本来の目的はやはり、実用性とは少し離れた別の部分、すなわち真理の探究そのものにあるのは間違いありません。特に天文学や宇宙物理学についていえば、それはやはり「自分の立ち位置をしる、人間の立ち位置を知る」ということに尽きると思います。
 私は何者なんだろう、どうしてここにいて、これからどこへ行くんだろうー人間にとっての「究極の問い」に答えるには、やはり自分を取り巻く世界のことを知らないといけません。」

「宇宙そのものが膨張する速度には制限がないので、銀河の後退速度が光速を超えることは問題ありません。」

「気が遠くなる未来の宇宙のはなし」 佐藤勝彦著より
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by mt_pineart | 2014-09-04 19:18 | 抜き書き | Comments(0)