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アートコレクター2011年10月号掲載

雑誌「アートコレクター」に、新宿高島屋での個展レビューが載っています。
うしろの方の白黒ページです。

http://www.tomosha.com/collector/



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絵の具の絵(カーマイン) 
鉛筆、アクリル絵具、紙、パネル 
29.7×42.0 cm (A3)  
2011
paint painting (carmine)
pencil, acrylic on paper on panel

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by mt_pineart | 2011-09-26 20:21 | 掲載記事 | Comments(0)

作品置いてます。

新宿高島屋10階、美術画廊前のアートショップに、小さい作品数点置いています。
西武渋谷店B館8階のアートギフトギャラリーに、小さい作品一点置いています。
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by mt_pineart | 2011-09-19 00:57 | 展覧会予定 | Comments(0)

すべての絵は絵の具の絵である。ー 絵の具の絵にいたるまで

 絵の具の絵」のシリーズを制作するまでに、2009年に「地図」シリーズ、2010年に「抽象ガール」シリーズ、2011年にかけて「盛りガール」「彫りガール」を制作してきました。

 「地図」は、絵画の「地」と「図」についての作品です。地の模様が人型に抜けていると、そこに人物が描かれていなくても、人(図)を見出します。人(図)の上に、人(図)と同じ形の地の模様を描いた作品では、人型の模様を描いただけにすぎないのに、人(図)の身体に模様を描いたように見えます。
 「抽象ガール」は、抽象画も絵具によって描きだされたものとして、模様や背景の色などと、並列に扱い、絵画の背景に配する、地になるという作品です。
 「盛りガール」は、身体や背景に描いていた模様を盛り上げています。背景にある模様は、レイヤーとしての構造は、奥にあります。盛り上げた模様や背景描写は 物理的には絵画面の再前面にあり、描いているモチーフに関わらず、絵具そのものの物質感が出現します。
 「彫りガール」は、描いている面から盛りあげている絵具を、キャンバス面を基軸として、反対方向に持っていくというものです。絵具を置いている基底材がゼロで、盛りあがっている部分がプラス、彫っている部分がマイナ
スになります。盛り上げている部分の反対に、描いているものとは関係なく、彫っている線や面は、物理的には奥にあります。凹面の彫刻として成り立っています。
 このような作品制作をしてきた流れで「絵の具の絵」を構想しました。

 日本画制作をやめた後、彫刻作品を作り始めました。その後、油彩画制作が多くなったため、画家やペインターと、ひとに紹介されることがあり、違和感がありました。彫刻における木、鉄、陶やFRPなどのように、絵画制作も、絵具や筆、写実ということも、素材、技法の一つとして扱ってきました。制作の工程も同様に、完成にむけて、どういう順番で進めていくかという、ある種システマティックなものです。油彩、写実というものは、表現するものに合わせて選択しているにすぎないと考えてきました。
 そのため、絵画とは何かを考えたり、問うたりすることはない姿勢、作品であると自分では思っていました。
このようにして「絵の具の絵」を制作し、その前からの制作と思考の流れを追うと、絵画とは何か、を考え、それに関する制作を続けてきたことが、自分でわかってきたのでした。
 
 すべての絵は、絵の具の絵である。と言うと、絵具を使っていない「絵画」もありますので、そうではないと反論がすぐ出てきそうです。それらも、絵具を使わないかわりに、「絵」の「具」を使っています。
 すべての絵は、だまし絵でもある。とも考えています。意図しないものを表現の結果として残した絵画だとしても、意図しない結果を見せる絵画であり、そう見えるように意図して制作しているからです。





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by mt_pineart | 2011-09-13 01:50 | 制作について | Comments(0)

日本画をやめた理由

日本画画家の研究をしている方が、私が日本画を描いていると思って、facebookでメッセージがありました。
今は日本画を描いていません、というと、日本画をやめた理由を訊かれました。
その返信です。

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技法や素材があって、そこからの表現になると、日本画の中だけでの表現、作品になってしまうというところがあります。
工芸などもそのような傾向があって、自閉した世界の中での活動、考え、作品になってしまいます。
表現したいことがあって、そのためには、どのような素材、技法を使おうかというように、何を使ってもいいはずなのに、日本画にこだわっている人はそこから離れることがなかなかできません。

日本画の団体展などですと、会員の模倣をしたような作品が入選したり、受賞したりしています。
その会員の作品も、いろいろと知っていくと、明治以降に日本の油絵の表現を模索して形をなしてきた画家の影響を受けていたり、焼き直しだったりするというのがあります。
そうすると、模倣の模倣の模倣という劣化コピーになってきてしまい、自分がいったい何をしているんだろうという気持ちになりました。
やりたいことをやろうと日本画をやめることになりました。
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by mt_pineart | 2011-09-11 17:56 | 制作について | Comments(0)

「絵の具の絵」展示写真



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by mt_pineart | 2011-09-11 17:44 | 展示風景 | Comments(0)

9月10日に行った展覧会、30カ所ほど

原真一、日本橋高島屋美術画廊X
相笠 昌義、日本橋高島屋美術画廊
犬塚勉、日本橋高島屋ホール
絵画の血統、ギャラリーショウコンテンポラリー

有便堂で筆を買う。
サトシコヤマ行ったらビルの入り口が閉まっていて、電話したら、今日は1時からに変更というので、アンシールへ。
辻大地、オム・ヘラン
森岡さんと話す。
門田光雅、サトシコヤマ

小林智、ギャラリー坂巻
高橋恒政、ギャラリーユマニテ
福岡さゆり、ガレリア‥セラミカ
黒崎香織、INAXギャラリー
もうひとつのは、ざっと見て、また後で来ることにする。
ギャラリー椿、前にも見たが、前を通ったので入る。
岩手で同郷ということで挨拶した、宮野友美さんと、また話す。
鈴木宣彦さんとも、また話す。

中村正義、ギャラリー川船
青山裕企、和田画廊
フルイミエコ、T-BOX、大学の先輩の名前を見つけたので入る。
ビル‥ヴィオラ、ギャラリー小柳、映像で時間がかかるので、また来ることにする。
おおば英ゆき、ギャラリーQ、おおばさんと話す。
山下麻衣+小林直人、タクロウソメヤ
SCANDAL2、BLDギャラリー
中村ケンゴさんのアシスタントの原花菜子さんが出しているグループ展、ショウケース

馬塲稔郎、いつき美術
タミヤショップによる。

森田晶子、waiting room、オープニング
森田さんやギャラリーの人と話す。
村田真、ナディッフ
原久路、MEM
上田義彦、G/P
青山健一、トラウマリス

松井康一郎、artdish
武田雄介、モリユウギャラリー
春草絵未、オオシマファインアート、オープニング。
二次会で飲む。
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by mt_pineart | 2011-09-11 16:06 | 見にいく | Comments(0)

メタ絵画メモ

今回の個展をきっかけにツイッターによる絵画メモ


(個展の内容が難しかったとか、見る側の次元と作家の次元には差異があるということをふまえて。)

表面の表現はわかりやすいものだと思っているのですが・・。
「なんの変哲もない絵」と呼んでいるくらいですから、自分では。
写実の具象画と見てもらっても、問題もないわけです。
作者の手を離れてしまえば、見る人がどう思ってもらおうと自由ですし。 

タイトルに「○○の絵」と入れている時点で、メタ絵画ではあるわけです。
観る人の大半には、絵画は、はじめからおわりまで絵画であって、そもそもそんなことすら欠片も頭をよぎることはないでしょう。

(@matuyamaKen そうだと思います。ただ見る側は作者の意図するところ、作品が明快であればあるほどに深読みというか、思慮を巡らせてしまうもので、更にここに作家の言葉が付随すると余計に考えてしまうのだと思います。)

明快であれば、それ以上のことを考えることもなく、そこに観る人の意識がとどまってしまうという側面もあります。
よくわからないものには、何かあると思わせる(勘違いさせる)ところもあります。
実際、意味ありげなだけで、たいしたものがなかったりする作品もあります。

美術作品として制作しているという前提を理解されないこともよくあって、その反動が今回の展覧会につながったというところもあります。
RT @nobutaka_araki: 更には松山さんの考え方が恐らくもぅ一巡しちゃってて達観というか、語弊があるがドライなトコロは私にとっても少々意外に思えました。
結果的には今年度のうちの画廊でトップクラスの良い展覧会でした。

メタ絵画という言葉が頭に浮かんだことがなかったが、昨日ツイートするときに、ふと浮かんだ。
絵画とは何か、という作品ではなく、絵画や写実や油彩も、他の彫刻や工芸や映像などの技法と同じように使っていて、表現するものに合わせて選択しているにすぎないと、今まで言ってきていた。

「絵の具の絵」を描いて、展覧会をしてみると、絵画の地と図について制作した、「地図」シリーズ、
抽象画を模様や背景の色と並列に扱って、モチーフの背景に配する「抽象ガール」シリーズ、
絵画面に絵具を盛り上げたり、その反対に彫ってへこんだ部分を作ったりする「盛りガール、彫りガール」シリーズ。

今回の「絵の具の絵」と、絵画とは何かを、ずっと考えていて、それに関する制作を続けてきたことが自分でもよくわかった。

すべての絵は、絵の具の絵である。・・と言うと、絵の具を使ってないものもあるよ、と出てきそうだが。

すべての絵は、だまし絵である。とも考えている。表現の行為として結果的に画面に残ったもので、結果を意図しないで制作したものでも、意図しないということを見させる、感じさせる、思わせる絵画として、そう見えるように制作している。
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by mt_pineart | 2011-09-09 19:14 | 制作について | Comments(0)

西澤真樹子(なにわホネホネ団団長)× 松山 賢トーク2

「わたしのすきなけもののかたち」
2005年7月23日 ギャラリーすずき

「companion species manifesto」
山吉ちえ、松山賢展
企画・加須屋明子
http://keage-g-suzuki.com/cms/shinyotai.php
















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by mt_pineart | 2011-09-09 18:51 | トーク | Comments(0)

西澤真樹子(なにわホネホネ団団長)× 松山 賢トーク1

「わたしのすきなけもののかたち」
2005年7月23日 ギャラリーすずき

「companion species manifesto」
山吉ちえ、松山賢展
企画・加須屋明子
http://keage-g-suzuki.com/cms/shinyotai.php















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by mt_pineart | 2011-09-09 18:49 | Comments(0)

作品写真「白地図」




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白地図(バイオレット)
51.5×72.8 cm (B2)  
2011 
blank map (violet)
watercolor on paper on panel









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白地図(カドミウムイエローオレンジ) 
51.5×72.8 cm (B2)  
2011
blank map (cadmium yellow orange)
watercolor on paper on panel








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白地図(ビリジアン)
51.5×72.8 cm (B2)  
2011
blank map (viridian)
watercolor on paper on panel


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by mt_pineart | 2011-09-09 14:06 | works | Comments(0)