私のルーツ

3月参加のグループ展「激凸展」のブログにリレーコラム「私のルーツ」を書きました。
http://gekitotsut.exblog.jp/14059253/

こちらに転載します。


これらの物事は、当時好きだったり、影響を受けたものであって、今は好きだったり、影響を受けているわけではありません。
現在とは直接的には関わりはありません。

幼稚園
・粘土遊びが好きで、高額な超合金のマネをして、粘土でイナズマンとかサナギマンとか、それが乗る車とか作っていた。

小学生
・ゲッターロボの合体ロボットや、コリントゲーム、迷路ゲームを空き箱などの紙を使って作っていた。
・お絵かき遊びが好きで、友達に仮面ライダーの怪人などの絵を描いて、あげていた。
・3年生くらいのときに、少年漫画誌に載っているちょっとエッチな漫画をマネして描いた。
・小学館入門百科シリーズの「紙工作ぺーバークラフト入門」を見て、ペーパークラフトを作る。オリジナルのクラシックカーなども作るようになる。
・6年生、雑誌の「メーテルの描き方」に、裸を描いてから服を描くというのが載っていて、裸を描いてみる。3年生のときと違い上手に描けるので嬉しくなる。


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中学生
・戦車などのミリタリーミニチュアシリーズのプラモデル作りに熱中する。兵隊のフィギュアを改造して、ガンダムに出てくるグフを作ったりした。
・あだち充のマンガの影響で、マンガを描こうとする。「なごり雪」の歌の歌詞をマンガにするが、ちゃんと描いたのはそれくらい。手塚治虫「マンガの描き方」に出てくる例を模写する。
・進路相談で美術関係に行きたい、と言う。


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高校生
・当時は岩手には、公立の美術館もなく、絵というものに触れるのは出版物だった。イラストレーターになりたいと思う。イラストレーターの略歴にデザイン科卒、というのが多いのでデザイン科に行こうと考える。
・一年生の春休みに、東京の美大受験予備校の春期講習会に行く。おおた慶文の個展に行き、画集、絵本を買い、サインをもらう。
・雑誌「MOE」「詩とメルヘン」を毎月買う。「MOE」の巻末のイラストレーション選に応募する。一度だけ、がんばれ、のような一番端っこの名前だけ載るところに名前が載る。
・雑誌「ショートショートランド」の巻末、和田誠選の一コママンガに応募するべく制作するが、応募はせず。
・アルバート・ヴァーガスの描く「ヴァーガスガール」を模写する。映画雑誌「ロードショー」や「スクリーン」の女優の写真を見て絵を描く。
・デザイン科というのは絵を描くところではなく、製図のようなところをするところではないかと漠然と考える。デザイン科の受験対策と同じ鉛筆デッサンが受験科目にあるのは、日本画なので、日本画の受験講習会に行く。
・盛岡に住んでいる画家の藤井勉の絵にあこがれる。自分の3人の娘を写真のように描いていた。(今は写真のようには描いていない。)盛岡にある唯一のデパートでの個展を見に行く。
・油絵科を受験しようと考える。油絵科受験には油絵を描かなければならない。油絵を授業でしか描いたことがないので、油絵を描かなくても受験できる大学を探す。京都市立芸術大学と筑波大学芸術専門学群を受験し、両方合格する。



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大学
・京都市立芸術大学は、入学して半年の総合基礎を経てから専攻を決めることになっている。油画科に行くつもりだった。当時の油画科は半抽象と学生が呼んでいた、フニャフニャとした色彩豊かな人物の絵が多く、違和感を覚える。日本画科は円山応挙以来の写生の精神の絵だった。京都に来たということもあり、日本画専攻に進む。
・大学図書館ではじめて「美術手帖」を読む。現代美術や評論はわからないながらも毎月読む。森村泰昌が、マネの笛を吹く少年に扮して、ズボンを下ろした股間に手がある作品に衝撃を受ける。略歴を見ると、京都市立芸術大学卒と書いてある。先輩にこんな人がいるのかと、他にも石原友明、中原浩大など大学の先輩の記事を通して、現代美術を知るようになる。
・洋書屋に通うようになる。ハンス・ベルメールの写真集に衝撃を受け、買う。ジョエル・ピーター・ウィトキンなどの写真集を買うようになる。
・毎週、京都のギャラリーを自転車で見て回る。当時は貸画廊ばかりだったので、1,2年続けた結果は、おもしろい作品というのはそうそうないものだと思う。



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「あなたたち」 227.3cmX182.1cm(F150) 岩絵具、膠、綿布、パネル 1991
大学4年生の春休みに制作した日本画



卒業後
・日本画による個展を1回するが、その翌年には日本画がおもしろくなくなり、制作をやめる。自分がやりたいことは何か考える。
・模倣でもいいから始めようと、関節人形や縄文土器を作る。オリジナリティはないので発表は考えなかった。そのうち何か出てきたら、それでいいやと制作を続ける。野焼きで自分の作品を作るとしたら、と考え、おっぱいと性器とお尻が合体した陶作品を作る。
・その個展の制作をしているときに、次は何を作ろうかと考え続ける。「おっぱい大好き」という文字とおっぱいの絵のDMイメージが浮かぶ。おっぱいを陶、ぬいぐるみ、自分が着るもの、油絵で作る。
・高校の授業以来はじめてちゃんとした油絵を描く。立体作品などと並べるので、ただ絵でありさえすればいいという意図で描き始める。写真のように描けるのに驚き、楽しいので、そのまま写真のように描く。



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1994年京都での日本画個展風景 ギャラリーギャラリー



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「人形・突起」 高さ60cm 石塑粘土、アクリル絵具 1995年ころ



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縄文土器の模刻
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by mt_pineart | 2011-01-27 01:30 | 制作について | Comments(0)

正確な情報や知識

「もはやそれは自明のこと。誰がどのように考えても当然の理、みたいなことを、人に説明しようとするのだが、相手の方が、その界隈の事情について正確な情報や知識を持っていないため理解できず、(中略)、まったく聞き入れようとしない。
 その場合、まず、こちらの言っていることは当然の理であり、それをおかしいと思うのは、そちらが正確な情報や知識を持っていないのでわからないだけ、つまり、こっちがわからんことを言っているからわからないのではなく、そっちがわからないからわからないのだ、ということをわかってもらわなければならない。」

読売新聞夕刊2011年12月28日『「ご理解賜る」姿勢で』町田康
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by mt_pineart | 2011-01-25 21:36 | 本の抜き書き | Comments(0)

西武渋谷グループ展展示写真

展示作業中の写真です。
他に入り口あたりに、小品3点展示しています。


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「SHIBU Culture」

2011年1月25日(火)−2月6日(日)
午前10時ー午後8時(木金土、ー午後9時)
西武渋谷店B館8階美術画廊
03−3462−3485

出品作家、作品はこちらを
https://www2.seibu.jp/wsc/020/N000039299/0/info_d
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by mt_pineart | 2011-01-25 14:44 | exhibition | Comments(0)

3月展覧会のブログ、ツイッター

3月参加のグループ展のブログができました。
http://gekitotsut.exblog.jp/

ツイッターのアカウントもあります。
http://twitter.com/#!/gekitotsu_ten
ハッシュタグもあります。
http://twitter.com/#!/search?q=%23gekitotsu


「激凸展」
2011年3月12日(土)-4月9日(土)
午後12時ー午後7時(日月休み)
アンシールコンテンポラリー

美術家の高木智広さんが中心となって企画したグループ展です。
所属ギャラリーを超えて、選んだ作家の展覧会です。

出品作家
天野萌、礒谷権太郎、加藤遼子、木内貴志、木村了子、櫻井りえこ、
関本幸治、高木智広、玉野大介、中村協子、花岡伸宏、春草絵未、
藤井健仁、堀尾貞治、松山賢、松山淳、湯真籐子、横野健一
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by mt_pineart | 2011-01-25 14:23 | exhibition | Comments(0)

2009年のDM

なぜかいまさら、2009年のです。
DMではなく、プレスリリース用につくったもので、余ったものを配っていました。
作品写真をトリミングした、部分の写真です。


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by mt_pineart | 2011-01-23 12:27 | works | Comments(0)

グループ展の予定

「SHIBU Culture」

2011年1月25日(火)−2月6日(日)
午前10時ー午後8時(木金土、ー午後9時)
西武渋谷店B館8階美術画廊
03−3462−3485

サブカルチャーをテーマとした20名ほどのグループ展です。
ギャラリー・ショウ・コンテンポラリー・アートから伊東明日香さんも、
私が紹介した、中村ケンゴさん、関本幸治さんも出品します。
大作と小品数点ずつ展示予定です。



「激凸!国道1号(仮)」
2011年3月12日(土)−4月9日(土)
午後12時ー午後7時(日月休み)
アンシールコンテンポラリー

美術家の高木智広さんが中心となって企画した20名くらいのグループ展です。
所属ギャラリーを超えて、選んだ作家の展覧会です。
詳細はまた後日掲載します。

ツイッター #geitotsuにて、タイトル考え中
http://twitter.com/#!/search?q=%23gekitotsu
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by mt_pineart | 2011-01-12 14:37 | exhibition | Comments(0)

映画の中の美術館

ツイッターで「映画の中の美術館」が話題に出たので、思い出したのを書いてみた。

ポンヌフの恋人に出てきましたっけ。ブリジッドジョーンズの日記の続編でジョン・カリンの展覧会が出てきます。RT @MorilynManroe: あ、美術館が出て来る映画ってどんなのがあったか。ウディ・アレンの『マンハッタン』とレオス・カラックスの『ポンヌフの恋人』

蝋燭の光でレンブラントを観る場面です...と、書いてるだけで切なくなってなかなか再見できないのですが...(でも、最後のカタルシスは素晴らしかったです...) RT @matuyamaken: ポンヌフの恋人に出てきましたっけ。

「恋人たちの予感」美術館デートで、ビリー・クリスタルがアドリブで変なしゃべり方をする。メグ・ライアンが一瞬カメラの外の監督の方をちらっと見て、素で笑う。

ゴダール「はなればなれに」アンナ・カリーナと男友達二人がルーブル美術館を全力疾走で駆け抜ける。

ウディアレン監督「マッチポイント」テートモダンで主人公はスカーレット・ヨハンソンと再会する。

「未来惑星ザルドス」未来社会で遺物となった美術館。

博物館ですが、蜷川幸雄監督「青の炎」福井県立恐竜博物館。

「建築家の腹」ビーター・グリーンナウェイ監督。主人公は伝説の建築家の展覧会を開催するためローマへやってきた。

アニメ「時をかける少女」東京国立博物館、主人公のおば(小説、大林版の主人公)の職場に相談に行く。

http://togetter.com/li/85156
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by mt_pineart | 2011-01-04 01:51 | 映画 | Comments(0)

個人的映画ベスト

ツイッターできかれたので、自分の映画ベストをあげてみた。

一監督一作品。
DVDを持っていて何度も見ているのが基準。

1.「転校生」大林宣彦監督、小林聡美、尾見としのり主演
2.「恋人たちの予感」ロブ・ライナー監督、メグ・ライアン、ビリー・クリスタル主演
3.「ファンタスティック・プラネット」ルネ・ラルー監督、原画ローラン・トポール
4.「未来世紀ブラジル」テリー・ギリアム監督
5.「花とアリス」岩井俊二監督、蒼井優、鈴木杏主演
6.「話の話」(「霧の中のはりねずみ」とどちらか)ユーリ・ノルシュテイン監督
7.「アンダーグラウンド」(「ライフ・イズ・ミラクル」とどちらか)エミール・クストリッツァ監督
8.「ネオ・ファンタジア」ブルーノ・ボツェット監督
9.「エル・トポ」アレクサンドロ・ホドロフスキー監督
10.「トト・ザ・ヒーロー」ジャン・ヴァン・ドルマル監督

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」ジョン・キャメロン・ミッチェル監督、脚本、主演
「ミリオンダラー・ベイビー」クリント・イーストウッド監督
「机のなかみ」吉田恵輔監督、鈴木美生主演
「ドッグヴィル」ラース・フォン・トリアー監督、ニコール・キッドマン主演
「カルネ」ギャスパー・ノエ監督
「お熱いのがお好き」ビリー・ワイルダー監督、マリリン・モンロー、ジャック・レモン、トニー・カーチス主演
「ライブ・フレッシュ」ペドロ・アルモドバル監督
「天才マックスの世界」ウェス・アンダーソン監督

ウディ・アレン作品はこの一作というのがないので入らない。

高校生のころなら
「ライムライト」
「哀愁」
「太陽がいっぱい」
「道」
などと答えていただろう。
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by mt_pineart | 2011-01-04 01:40 | 映画 | Comments(0)

2010年よかった展覧会

2010年よかった展覧会(見た順)、日本美術好きの国立博物館によく来ているおば(あ)ちゃんみたいな結果に。美術でないものも入ったり。600くらい見た中の、8−9割方は現代美術の展覧会を見ているのだが。

「土偶展」東京国立博物館
「森庄平」ガレリアセラミカ
「伊藤若冲アナザーワールド」千葉市美術館
「大哺乳類展海のなかまたち」国立科学博物館
「田中一村展」千葉市美術館
「バーネット・ニューマン展」川村記念美術館
「わたしのすがた」西巣鴨創造舎ほか、「幕末明治の超絶技巧」泉屋博古館

追加
「ルーシー・リー展」国立新美術館
「稲垣仲静」の方だけ、練馬区立美術館
「ユーフラテス展」銀座グラフィックギャラリー。


もともと好きな作家は、今更あげるのもと思われ、さかぎしよしおうさん、袴田京太郎さん、青木克世さんとか。RT @memeyogini: 現代美術はなし?

見た順に。
横野健一展、アンシール
満田晴穂展、レントゲンヴェルケ、日本橋三越
大久保如彌展、ギャラリーモモ
原久路展、バウハウス
清水寛子展、CHAP
アダム・パーカー・スミス展、ギャラリーショウコンテンポラリーアート
かな。 RT @memeyogini: 現代美術はなし?

2010年良かった展覧会追加。
マーク・グロッチャン展、カイカイキキギャラリー
長谷川学、ショウケース
これは取りこぼしほかにもあるだろうなあ。

祥雲の縄文土器展で、土器のかけらもらってきたのもよかったなあ、とか思い出しているとキリがないことに。浅香弘能展、閑々居の石の刀もよかったなあ。
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by mt_pineart | 2011-01-01 00:25 | 見にいく | Comments(0)