美術手帖2016年6月号より |
「まず、美術家である自分にとっての出発点は、あくまで美術史です。」
「自画像とは、人間にとって大事な「私とは何か」という問いの、美術の世界における現れだと思います。」
「富岡鉄斎ー近代への架け橋ー展」展評、福永信より
「とりわけ梅原龍三郎と中川一政は鉄斎の直撃を受けていることが一目瞭然だ。彼らはそこから脱することができなかった。」
「地域アート」藤田直哉著書評、近藤良介より
「越後妻有、横浜、愛知ー2000年以降日本各地で開催されている、地域を舞台にしたアートフェスティバル=「地域アート」。しかし、その隆盛の裏側で、芸術的室や「美」に関する評価はほとんどなされてこなかった。」