岡本太郎現代芸術賞出品 |
2012年2月4日(土)ー 4月8日(日)
午前9時30分ー午後5時
休館日・月曜日、3月21日(水)
料金・一般600円
川崎市岡本太郎美術館
http://www.taromuseum.jp/exhibition/current.html
「絵の具の絵」シリーズ、10cmの作品から2mの作品まで、20点展示しています。
絵画は、色と形、マチエールから成り立っています。
描かれるモチーフは絵画において、大きな要素となっていて、描かれたものに引っ張られて鑑賞されることが多く、そこに意味、物語、精神性などを読み取ったり、感じたりします。
その一方、私にとって絵画は、絵具で作られる色、筆などの道具によって描かれた形、筆触、支持体、絵具の物質感、として見えます。抽象画でも具象画でも、画面に何が描かれているかではなく、何色がどのような形でどのように描かれているかというように見えます。
赤い色の面は、赤い色の絵具が塗られたものにすぎないのです。写真のように立体的に描かれた皿は、キャンバスに置かれた絵具の集積の結果にすぎないのです。